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『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』を読んだ

けんすうさん著の『物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術』を読んだので感想です。

結論

結論として、読んでめちゃくちゃ良かった。
けんすうさんの実体験を元にこうやると思い描く理想の行動ができるようになるかもね、の具体的なメソッドを教えてくれるんだけど、なぜそれをやるのかの説明がめっちゃ丁寧で、それを実践する上での納得感が強い。

きっかけ

インフルエンサーで印象が良い人ってあんまり多くないんだけどけんすうさんは普段のポストを見ていても質問に対する回答に納得感が強いものが多く、その上で受け答えがとても丁寧なのでめっちゃ印象が良かった。
そんなけんすうさんが2023年の9月に出したのがこの本で、去年から気になってはいたんだけどなんとなく買ってなくて、最近同僚がそれを読んだ感想を書いていたのを見て刺激を受けて僕も買って読んでみた。

感想をつらつらと

この本はやりたいことが見つからない人ややりたいことはあるんだけどなかなか行動ができない人に向けて書かれていて、そんな人がどうしたらやりたいことを見つけられるか、行動を起こせるかというのを伝えている。
で、そのやり方が、理想の物語の主人公(キャラクター)を頭の中に作ってそいつの物語を送るように生きるって感じなんだけど、過去からの積み重ねから考えて行動を選択するのではなくて、頭に描いた理想のキャラクターだったらここでどんな行動をするかって考えで行動選択をしていくという感じ。

パッと聞くといや無理だろとなりそうなんだけど、しっかり読んでいくとそれは理想のキャラクターの解像度の低さやリスクへの認識の違いとかが原因になってるってわかってくる。

自己啓発本に書かれている内容の実践って正直あんまりしないんだけど(大学時代に夢をかなえるゾウに書かれていたことは全部やった記憶がある)、この本はめちゃくちゃやる意味が理解できたので実際にやってみた。
後半の方は結構難易度が高いので読んですぐ実践ってのはできる感じじゃないので今後の課題ではあるんだけど、前半部分でもだいぶ意味があって今後の行動に変化がありそうという感じがある。

めっちゃ読みやすいなあと感じたのは多分あえて簡単な言葉だったりわかりやすい事例をたくさん出して書かれているからだと思う。
理想のキャラクターを作ってそれを演じる例として「ボクはいいんだけど YAZAWA がなんて言うかな?」の話を出していて、それがめっちゃおもしろかった。

おわり

けんすうさんの本がめっちゃ良かったっていう話でした。

読書後の感想はあんまり書くタイプじゃないんだけど、最近読んでみてはラジオを聞いていて、消化したコンテンツの感想を残すのって大事だなってなったので感想を残してみました。

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